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ベトナム:造船業を主力輸出産業に

ベトナム船舶工業グループ(Vinashin)は先ごろ、国内建造で過去最大となる5万3,000DWT級の船舶を引き渡した。造船業の主力輸出産業化が期待されている。

 Vinashinによると、今年上半期に造船分野は、生産高4兆4,300億ドン(約2億7688万ドル・53.2%増)、売上高3兆6,850億ドン(約2億3,031万ドル・48%増)と引き続き強く成長した。

 商務省は、2010年までにベトナム造船業の輸出額が17億ドルに達することも可能と見る。3,250kmの長い海岸線を持ち、水深ある港が建設できる地域を多数持つベトナムの造船業は今後5年のうちに、15万~20万トン級船舶の建造、これ以上の船舶の修理が可能になると見られる。種類も、オイルタンカーからコンテナ船、客船、その他貨物船など多様に対応できるだろう。

 造船業は技術移転などによる内地化率60%達成を目標にしているほか、生産量を30万トンから、2010年に300万トンに引き上げ、新たな造船所、舶用設備生産工場、その他付帯サービスなどを拡大、世界の造船シェア6~7%を担いたい考えだ。現在、ベトナムの船舶輸出額は年1億5,000万ドルに達している。

 だがこれに対しVinashinのPham Thanh Binh会長は、克服せねばならない課題を指摘する。それが、生産能力の小ささであり、遅れた水準であり、投資の散乱である。最近の世界の動向から見て、国内造船分野のプロジェクトは小規模で、その目的も、大型船舶からコンテナ船、オイルタンカー、自動車運搬船とバラバラだ。

 加えて裾野産業も未発達だ。例えばVinashinと英Graig社との27隻の新造契約に関しても、ベトナム側はデンマークの専門家を招き、ノルウェーの会社に検査等を依頼せねばならない状況だ。また現在のところ、国内の船舶設計会社が対応できるのは、1万5,000DWT級貨物船、3,750DWT級オイルタンカー、2,000~3,000DWT級船舶など限られる。

 専門家によるとベトナム造船業は現在、「組立」から「建造」への移行期にある。現状、ベトナム企業が舶用設備まで生産することは少なく、鋼板ですら輸入している。これまで多数の造船所では、製品価格引き下げのため中古船舶を購入、その機械設備を新造船に据え付けていた。機械製造分野が未発達のなかでは、これが現実的な対策だったのである。

 だがこの手法は、小型船舶でしか受け入れられず、経済的に見ても、完全な新造船よりも、数年後の修理費用が高くつく。また、これらの船舶は国際検定を受けられないため、国際航路を走れない。そしてこれこそが、ベトナムの船舶が毎年、世界各国の港で安全性の不備などで航行停止などとなっている理由なのである。

 造船業を輸出の主力産業とするには、条件の整う地域を重点開発し、裾野産業も、世界の趨勢をにらみつつ、ベトナムに適し、能力を発揮できる分野に集中する必要があろう。また現在のように計画に大きく投資するかわりに、安い労働力と外国の先進技術を組み合わせる方法を探すべきだ。

 国は、韓国や日本など、外国企業の投資拡大についても検討し、これらをもとに技術移転、下流の裾野産業の開発を促進せねばならない。

(Thoi Bao Kinh Te Viet Nam)

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